5月は参集しての例会は中止になりましたが,オンラインでの例会ができないだろうかとのことで,初めてでしたがオンラインミーティングアプリのZOOMを使って例会を開催しました。アプリにある画面共有やチャットの機能を使って話題の共有や投票ができ,案外楽しい例会になりました。(5月担当:W)
*******************************
5月例会「世相を川柳にしてみよう」
川柳は,江戸時代中期の俳人、柄井川柳(からいせんりゅう)の名前をとって川柳と呼ばれます。
「うがち・おかしみ・かるみ」という三要素を主な特徴とし、人情の機微や心の動きを表したものです。俳句と同じ「五・七・五」のリズムですが、俳句にある「季語」「切れ字」などの約束事がありません。
今日は,毎年話題になる「サラリーマン川柳」(第一生命主催)からいくつかを例句として味わってから,各自で作句しました。できあがった川柳を匿名で公開し,面白いと感じたものに投票しました。その後,作句した人から解説してもらいました。みなさん,すらすらと川柳を作っておられました。やはり話題はコロナウイルスに集中しました。面白いものもたくさん出来ました。できあがったものをいくつか紹介します。
「町中に マスク美人 溢れてる」
「連絡網 今だに家電(いえでん) 変えて欲しい」※このメール時代に電話連絡,吃音でなくてもいやだけど
「ねがわくば 始まってほしい 新しい生活」※新しい生活,夢だなあ。その新しい生活ではなくて・・・
「強力粉 そんなに買って 作るのか」※スーパーから小麦粉が消えた。毎日パンを焼くのか(怒)
「心を澄ませて 音楽を聴く 平和やな」※ほんと,それくらいのゆとりが持ちたいです
「庭掃除 疲れたわりに 成果見えず」※掃除や片付けをする人が増えて,家庭ごみが増えたとか。
「オンライン ちゃんとするのは 上着だけ」※通勤がなくても身なりを整えましょう
「恐ろしい 自粛明けの 健康診断」※説明不要,市民的危機
「家に疲れ 会社恋しく ぼく社畜」※嫌だった出社が恋しい。こんなにも会社人間だった?
「仕事減 家の用事は 変わりなく」※変わりなくどころか昼食も作って子どもの家勉強もみて
「外に出て 誰にも会わず 駅に着く」
「出社が 苦痛に感じる テレワーク」
「暑さよけ 冷たいマスク 安倍くれよ」 ※配ると表明してから2ヶ月近く。どうせ遅れるのなら夏仕様で
「リモートの 自分の顔で 驚いた」 ※ZOOMには「外見を補正する」機能があるのご存じでした?
