2025年2月 例会報告

日時:2025年2月16日(日)13時30分〜16時30分 
場所:聴言センター1階 地域交流室


前半…「カードゲーム例会」

近況報告では、参加者それぞれが大変だった事や辛い事を話されていた方が多かったようです。その分、このカードゲームを通じて皆さんが笑って頂き、楽しいひと時となったのではないかと感じました。

コミュニケーション訓練の練習方法(AIで作成されたもの)
・毎日違う人に話しかける
・交流会やランチ会に参加する
・会議で発言する
・深掘り質問をする
・具体的に話す癖をつける
・感謝の気持ちを伝える
・話題を集めておく
・積極的に挨拶をする
・身振り手振りを活用する
・相手の話を傾聴する

カードゲームを通じて、相手の話をしっかり聴き、考え、答える事は、
コミュニケーションと図る上でとても大切な要素です。

楽しみながらコミュニケーションを訓練する事は、
年代問わず日常生活において役立つのではないかと思いました。

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後半…「これからのすたっと京都について」

資料として配布された設立時の「方針」から、すたっと京都の現状と今後の活動について、率直に意見を出し合いました。

<現状>
・例会参加者が固定化。
・会員の高齢化が進み、新しい会員の入会がとても少ない。
・設立時の「3つの柱」の一つ、吃音改善についての活動がほぼされていない。
・同じく柱の一つに「インターネットを使ったコミュニケーション力の向上」とあるが、
会員制ブログにはお知らせ以外の日常的な書き込みは皆無に等しい。
・レク担当は回数も多く大変なのではないだろうか。
・例会から足が遠のいていればいるほど、参加したくともなんとなく参加しにくいのではないだろうか。
・例会に参加している人は、例会の場ではかなり流暢に話す人が多い。
そのことが、同じ吃音者でありながら、生活の中で話しにくさによる困りを抱えている人
を例会から遠ざけていることがあるとすれば、セルフヘルプグループとしては深刻な問題だ。
・現在、全言連では社会的支援を要請する活動を行っていて、吃音のことをもっと多くの人に理解してほしいと考えているが、ひるがえって私たちは、吃音以外の障害で悩む人のことを知ろうとしているだろうか。 など

<今後について>
・オンライン例会などを拡充し、参加しやすくしてはどうか。
・平日夜の短時間例会は良かったので、回数を増やしてはどうか。
・吃音改善の内容は、講師を呼んでも良いし、会員内での実施は可能だ。
・他障害の人と交流する場を作ってはどうか。

短い時間ではありましたが多くの意見が出されました。
直ぐに実行できそうなこと、じっくり取り組む必要のある事など色々ありますが、今後も継続して話し合えたらと感じました。


参加者:8名
by ブログ担当 at 2025/02/22 | コメント(0) | 活動案内:活動記録

 

2025年2月 例会案内

日時:2025年2月16日(日)13時30分〜16時30分 
(16時30分からミーティング)
場所:聴言センター 1階 地域交流室


前半…「カードゲーム例会」
2024年11月の例会にて、好評でしたカードゲームを再度行ないます。参加される皆さまの、豊かな感情が見られるのを楽しみにしております。


後半…「これからのすたっと京都について」
毎年3月に行われる総会では、時間も無い中突っ込んだ話まで進む事が出来ませんでした。この機会に、是非皆さんのご意見の交換をして頂き、本音で話し会いたいと思います。
by ブログ担当 at 2025/02/08 | コメント(0) | 活動案内:例会案内

 

2025年1月 例会報告

日時:2025年 1月19日(日)13:30〜16:30
会場:聴言センター 1階 地域交流室

内容:朗読例会
講師:泉谷聖子氏・当麻美規子氏(朗読劇団 あめんぼ座)


 今年も朗読例会が巡って来ました。毎年新たな気持ちになって体操、発声練習をして、宮沢賢治の雨にもマケズ、近松門左衛門 曽根崎心中の徳兵衛おはつの道行を読みました。曽根崎心中は短時間ですが気持ちを込めて読み上げて行きますとこの世との別れを決めた悲しさを感じる事が出来ました。

 そして今回のテキスト、レオ・バスカーリア作「葉っぱのフレディ」の始まりです。大きな木の枝から生まれた若い葉っぱフレディは自分自身の事例えばこれからどんなに体が成長するのか、四季が巡ってやがて自身は枯れて土に帰る事等は知りません。
 春の暖かな日差しを浴びてドンドン立派な葉っぱに成長していきます。夏も来て周りの葉っぱの存在にも気づきアルフレッド、ベン、女の子のクレア等の友達も出来て皆で踊りの練習をしたり楽しい日々を過ごします。
 フレディと言う葉っぱの少年の成長と終焉の一年間の物語が続きます。皆で声を合わせて一緒に読んだり一節ごとに一人づつ順番に読み進めたりします。すると少しづつ声が出て後半まで来ますと朗読を楽しんでる域まで来れたら最高です。
 お話の全てを紹介出来ませんが、暑い夏を楽しんだ後は紅葉の季節の中でカラフルな衣装に着替えたフレディと友人達は人を喜ばせ自分達も楽しみました。そしてこれからの身体の変化を物知りのアルフレッドから聞きます。増々寒くなり雪が降り積もり葉っぱの身体は皆と別々に飛んで地面に落ちて土に帰る事を‥‥やがてフレディは一人心静かに雪の上で眠りに着きました。
 葉っぱのフレディは子供向けの本ですが勿論大人が読んでもとても心にズンと来る本だと思いました。読み終えて参加者と感想を話している時、Yさんからこんな質問→読む順番が回って来る箇所を意識しますか? 殆どの方が以前はしていたがかえって上手く読めない時が有るので今は意識しないと言う答えの人が大半でした。

 朗読例会は毎回汗かきながら結構必死になりますが、最後の仕上げは達成感に包まれて良かったなと思いました。講師の泉谷さん・当麻さん、有難うございました。

※ 例会終了後、有志で新年会を開催しました。

参加者:7名
by ブログ担当 at 2025/02/07 | コメント(0) | 活動案内:活動記録