「3つの柱」基本方針

すたっと京都では「3つの柱」を基本方針とします。

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・セルフヘルプを考える
・吃音改善への具体的行動
・インターネットを使ったコミュニケーション力の向上


1.セルフヘルプを考える
吃音の悩みを軽減するためにセルフヘルプの考えを取り入れると同時に、その考えを学ぶことで、人生をよりよくするすべを手に入れます。運営面ではグループ内で「してあげる、してもらう」関係にならないように、自分自身で問題に取り組む力をはぐくみます。だれもが同じ立場で平等に参加し、安心して活動できる環境をみんなで作ります。

2.吃音改善への具体的行動
吃音症状はさまざまで、その原因も対処法も同じではありません。どもりながら生きる勇気を大切にしますが、同時にどもりを改善する努力を応援します。「どもりは悪ではない」「考えを押しつけない」原則において、例会では積極的に講師を招き、勉強会を開催し、参加者の実生活で役立つ“改善への気付き”を取り入れます。

3.インターネットを使ったコミュニケーション力の向上
うまく話すことより、分かりやすく伝えることがコミュニケーションでは重要です。言葉でどもっても、内容を文章で分かりやすく伝える力があれば意思疎通が円滑になります。メーリングリストやブログを通じてコミュニケーション力を向上させることで「話すことがイヤであきらめていた」ことに触れる積極性を養います。また、日常的なやりとりの中、全員がグループの情報と仕事を分かちあうことでセルフヘルプ活動の基礎となります。


※私たちは以上の基本方針のもとに集い、その実現を目指します。また、新しい考えを歓迎します。ゆるやかで着実な活動を通じて新たな基本方針が生まれてくることを希望しています。

2006年11月19日設立総会で確認


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