リベンジ授業例会 2007/03/18

006small.jpg吃音者はいやな思い出を持っている人も多いだろう国語の授業(それも古文)をあえて追体験しようという過激な企画。現役教員を講師を招いて2007年3月18日、14時から16時半まで行われました。参加者は7人。

前半は中学校1年生の教材『竹取物語』の暗唱に挑戦。難聴学級の担任である講師のT先生の手話を交えた範読のあと,6行の古文の暗唱が課題でした。「二十数年間の教師生活の中でこれが暗唱できなかった生徒はひとりもいません」との先生のことばにプレッシャーがかかる。まけてもらってひとり1行ずつ分担,何とかクリアできてホッ!
後半は,中学校3年生教材の万葉集・古今和歌集・新古今和歌集の和歌の現代語訳に挑戦。元歌のリズムはそのままに「五七五・七七」で現代語訳するという難題。題してリズム口語訳。まず,すでにリズム口語訳してある和歌を使ってのビンゴゲーム,提示されるリズム口語訳の元歌を当てながらビンゴをめざすというもの。
ついで,各自が気に入った和歌をリズム口語訳して発表。最初は難しいと言っていた参加者も次第に熱中して良い訳ができました。女性陣がほとんど恋の歌を選んだのは,何というか良いですね。最後に現役の中学生のリズム口語訳を紹介してもらい,感心することしきり。みなさん積極的に発表もし,あっという間の2時間半でした。教材のおもしろさもさることながら,T先生の巧みな授業展開に引きずり込まれた7人でした。終了時には「アンコール例会を」という声も出るほどでした。

◆参加者の感想

・Aさん
本当に楽しい授業でした。嫌だと思っていた古文が近くに感じました。言葉を作って人に伝える。難しいですが言葉遊びは吃音を持っていて話す事ばかりに心が奪われている私たちにとってはいい刺激の時間でした。ぜひともアンコールを。

・Bさん
学生時代は先生に指名されないかドキドキしてゆとりなんかなかった。予習もどもらないで読むための練習でしかなかった。勉強をすることが楽しいと思ったのは初めてです。私にとってリベンジ授業でした。T先生、素敵な時間をありがとうございました。
by 事務局 at 2007/03/22 | コメント(0) | 活動案内:活動記録
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