日時:2025年2月16日(日)13時30分〜16時30分
場所:聴言センター1階 地域交流室
前半…「カードゲーム例会」
近況報告では、参加者それぞれが大変だった事や辛い事を話されていた方が多かったようです。その分、このカードゲームを通じて皆さんが笑って頂き、楽しいひと時となったのではないかと感じました。
コミュニケーション訓練の練習方法(AIで作成されたもの)
・毎日違う人に話しかける
・交流会やランチ会に参加する
・会議で発言する
・深掘り質問をする
・具体的に話す癖をつける
・感謝の気持ちを伝える
・話題を集めておく
・積極的に挨拶をする
・身振り手振りを活用する
・相手の話を傾聴する
カードゲームを通じて、相手の話をしっかり聴き、考え、答える事は、
コミュニケーションと図る上でとても大切な要素です。
楽しみながらコミュニケーションを訓練する事は、
年代問わず日常生活において役立つのではないかと思いました。
-------------------------------------------------------
後半…「これからのすたっと京都について」
資料として配布された設立時の「方針」から、すたっと京都の現状と今後の活動について、率直に意見を出し合いました。
<現状>
・例会参加者が固定化。
・会員の高齢化が進み、新しい会員の入会がとても少ない。
・設立時の「3つの柱」の一つ、吃音改善についての活動がほぼされていない。
・同じく柱の一つに「インターネットを使ったコミュニケーション力の向上」とあるが、
会員制ブログにはお知らせ以外の日常的な書き込みは皆無に等しい。
・レク担当は回数も多く大変なのではないだろうか。
・例会から足が遠のいていればいるほど、参加したくともなんとなく参加しにくいのではないだろうか。
・例会に参加している人は、例会の場ではかなり流暢に話す人が多い。
そのことが、同じ吃音者でありながら、生活の中で話しにくさによる困りを抱えている人
を例会から遠ざけていることがあるとすれば、セルフヘルプグループとしては深刻な問題だ。
・現在、全言連では社会的支援を要請する活動を行っていて、吃音のことをもっと多くの人に理解してほしいと考えているが、ひるがえって私たちは、吃音以外の障害で悩む人のことを知ろうとしているだろうか。 など
<今後について>
・オンライン例会などを拡充し、参加しやすくしてはどうか。
・平日夜の短時間例会は良かったので、回数を増やしてはどうか。
・吃音改善の内容は、講師を呼んでも良いし、会員内での実施は可能だ。
・他障害の人と交流する場を作ってはどうか。
短い時間ではありましたが多くの意見が出されました。
直ぐに実行できそうなこと、じっくり取り組む必要のある事など色々ありますが、今後も継続して話し合えたらと感じました。
参加者:8名
カテゴリ INDEX
2025年1月 例会報告
日時:2025年 1月19日(日)13:30〜16:30
会場:聴言センター 1階 地域交流室
内容:朗読例会
講師:泉谷聖子氏・当麻美規子氏(朗読劇団 あめんぼ座)
今年も朗読例会が巡って来ました。毎年新たな気持ちになって体操、発声練習をして、宮沢賢治の雨にもマケズ、近松門左衛門 曽根崎心中の徳兵衛おはつの道行を読みました。曽根崎心中は短時間ですが気持ちを込めて読み上げて行きますとこの世との別れを決めた悲しさを感じる事が出来ました。
そして今回のテキスト、レオ・バスカーリア作「葉っぱのフレディ」の始まりです。大きな木の枝から生まれた若い葉っぱフレディは自分自身の事例えばこれからどんなに体が成長するのか、四季が巡ってやがて自身は枯れて土に帰る事等は知りません。
春の暖かな日差しを浴びてドンドン立派な葉っぱに成長していきます。夏も来て周りの葉っぱの存在にも気づきアルフレッド、ベン、女の子のクレア等の友達も出来て皆で踊りの練習をしたり楽しい日々を過ごします。
フレディと言う葉っぱの少年の成長と終焉の一年間の物語が続きます。皆で声を合わせて一緒に読んだり一節ごとに一人づつ順番に読み進めたりします。すると少しづつ声が出て後半まで来ますと朗読を楽しんでる域まで来れたら最高です。
お話の全てを紹介出来ませんが、暑い夏を楽しんだ後は紅葉の季節の中でカラフルな衣装に着替えたフレディと友人達は人を喜ばせ自分達も楽しみました。そしてこれからの身体の変化を物知りのアルフレッドから聞きます。増々寒くなり雪が降り積もり葉っぱの身体は皆と別々に飛んで地面に落ちて土に帰る事を‥‥やがてフレディは一人心静かに雪の上で眠りに着きました。
葉っぱのフレディは子供向けの本ですが勿論大人が読んでもとても心にズンと来る本だと思いました。読み終えて参加者と感想を話している時、Yさんからこんな質問→読む順番が回って来る箇所を意識しますか? 殆どの方が以前はしていたがかえって上手く読めない時が有るので今は意識しないと言う答えの人が大半でした。
朗読例会は毎回汗かきながら結構必死になりますが、最後の仕上げは達成感に包まれて良かったなと思いました。講師の泉谷さん・当麻さん、有難うございました。
※ 例会終了後、有志で新年会を開催しました。
参加者:7名
会場:聴言センター 1階 地域交流室
内容:朗読例会
講師:泉谷聖子氏・当麻美規子氏(朗読劇団 あめんぼ座)
今年も朗読例会が巡って来ました。毎年新たな気持ちになって体操、発声練習をして、宮沢賢治の雨にもマケズ、近松門左衛門 曽根崎心中の徳兵衛おはつの道行を読みました。曽根崎心中は短時間ですが気持ちを込めて読み上げて行きますとこの世との別れを決めた悲しさを感じる事が出来ました。
そして今回のテキスト、レオ・バスカーリア作「葉っぱのフレディ」の始まりです。大きな木の枝から生まれた若い葉っぱフレディは自分自身の事例えばこれからどんなに体が成長するのか、四季が巡ってやがて自身は枯れて土に帰る事等は知りません。
春の暖かな日差しを浴びてドンドン立派な葉っぱに成長していきます。夏も来て周りの葉っぱの存在にも気づきアルフレッド、ベン、女の子のクレア等の友達も出来て皆で踊りの練習をしたり楽しい日々を過ごします。
フレディと言う葉っぱの少年の成長と終焉の一年間の物語が続きます。皆で声を合わせて一緒に読んだり一節ごとに一人づつ順番に読み進めたりします。すると少しづつ声が出て後半まで来ますと朗読を楽しんでる域まで来れたら最高です。
お話の全てを紹介出来ませんが、暑い夏を楽しんだ後は紅葉の季節の中でカラフルな衣装に着替えたフレディと友人達は人を喜ばせ自分達も楽しみました。そしてこれからの身体の変化を物知りのアルフレッドから聞きます。増々寒くなり雪が降り積もり葉っぱの身体は皆と別々に飛んで地面に落ちて土に帰る事を‥‥やがてフレディは一人心静かに雪の上で眠りに着きました。
葉っぱのフレディは子供向けの本ですが勿論大人が読んでもとても心にズンと来る本だと思いました。読み終えて参加者と感想を話している時、Yさんからこんな質問→読む順番が回って来る箇所を意識しますか? 殆どの方が以前はしていたがかえって上手く読めない時が有るので今は意識しないと言う答えの人が大半でした。
朗読例会は毎回汗かきながら結構必死になりますが、最後の仕上げは達成感に包まれて良かったなと思いました。講師の泉谷さん・当麻さん、有難うございました。
※ 例会終了後、有志で新年会を開催しました。
参加者:7名
2024年12月 例会報告
日時:2024年12月15日(日)13:30〜16:30
会場:中京いきいき市民活動センター
内容:「病院での吃音支援」(宇治徳洲会病院 言語聴覚士 川本一美先生)
12月例会は,宇治徳州会病院の川本一美先生を講師にお迎えして,病院での吃音支援について学びました。川本先生は,現在京都府言語聴覚士会吃音委員会の代表として,京都府で吃音支援をする場を拡充するために活躍しておられます。
【近況報告】
最近,物をなくしたり壊したりが続いている。眼鏡を壊し,眼鏡無し生活が2週間ほど続いている。案外慣れるものだ。1週間前にはスマホをなくした。絶対出てこないと思っていたら拾ってくれた人がいて手許に戻って来た。
家族が徳洲会病院にかかっている。通院や何かで落ち着かない毎日。
高齢者の施設で働いている。私自身が利用者の年齢に近いせいか,スタッフの接し方が気になることがある。趣味の一つで懸賞応募をよくする。最近,ある施設の入場券があたったが旅費は自分持ちなので痛し痒しだ。
スマホが劣化して更新した。データ移行は一瞬だが,登録個人情報をいれるの大変。
火野正平さんが亡くなった。昔に家の近くの東映撮影所付近で会ったことがある。当時週刊誌を賑わせていた頃で,うどんやから出てきた彼に声をかけられた。まだ若かった私はなんやこの人と思って無視してしまった。無視せずに話をしていたら,火野さんの人柄にもっと早く気づけていたかもしれないと思う。
吃音の思い出です。子どものころ,TV「塀の中の女達」を見ていた。刑務所で「番号!」と点呼の場面がいまだに記憶に残っている。悪いことをしたら(なかなかことばが出てこないのに)こんな風に番号を言わなければいけないから,絶対,刑務所にはいるようなことはしないでおこうと思った恐ろしさを今も忘れていない。
その一方で,最近銀行に用があった。電話で名前を言うのは言い換えもきかないし,イヤだなあと夫に相談したら直接行ったらと言う。寒い中でかけるぐらいだったら電話をするわと思った。昔やったらそんなこと思いもしなかっただろうが,自分もあつかましくなったものだと思う・
神戸言友会の会合で今日の会のことを教えてもらい来た。病院での吃音支援ということで楽しみにしている。
久しぶりに参加した。母の病院の付き添いなどで,今,仕事をしていない。こんなんで良いのかなと悩んでいる。
先月10年ぶりに交通違反をした。一旦停車違反だった。罰金を払ってこれで終わりかと思ったら,運転免許試験場から,75歳以上は認知症の疑いがあるから検査を受けなさいと連絡が来た。幸い大丈夫だったが,検査の問題をみて,物覚えが悪くなってきたなあと思った。
2年前に京都府の言語聴覚士会の吃音委員会のリーダーになってから外部の会に盛んに出るようになった。今日は縁あって呼んでいただいて感謝している。
【講演:病院での吃音支援】
川本一美先生から病院で取り組んでおられる吃音のある人への支援についてお話しいただきました。まず,支援の概要について話されました。
・以前は成人の支援も行っていたが,子どもだけである。
・来院する子どもが幼児だけでなく,小中学生にも広がっている。
・初診時の本人の訴えは,「吃らずに話せるようになりたい」「吃音について正しい知識を得たい」「困っている場面でのどう対応すれば良いか知りたい」などである。
リハビリ(支援)の中で大事にしていることとして強調されたのは次のようなことです。
・楽しくおしゃべりをする経験を積む。
・ゆっくりゆったり会話をする。
・本人を褒める。具体的に褒めることで自己肯定感を持てるようにする。
年齢が上がるにつれて,支援の中身も,悩み事を一緒に考えたり制度やグループ,交流会の紹介をしたりと,その年齢に必要な内容を加えるとのことでした。
本人へのリハビリだけでなく,保護者支援や合理的配慮のための文書作成,吃音のある人どうしの顔合わせと非常に幅広い支援を行っておられることがわかりました。また,現在,吃音のリハビリは,1人の来院者についてST2人体制でやっておられるとのことで病院経営の視点から考えるとずいぶん贅沢な取り組みをされていることを感じました。
現在,吃音支援を行っている医療機関は少なく,吃音臨床の場を増やす努力をなさっていることも心強く感じました。何度も強調された「自己肯定感」,子どもにも成人にも共通する大事なことだと思いました。
【実技】
実際にリハビリでやっておられるカードを使ってのやりとりを参加者全員で楽しく体験しました。

参加者:9名
会場:中京いきいき市民活動センター
内容:「病院での吃音支援」(宇治徳洲会病院 言語聴覚士 川本一美先生)
12月例会は,宇治徳州会病院の川本一美先生を講師にお迎えして,病院での吃音支援について学びました。川本先生は,現在京都府言語聴覚士会吃音委員会の代表として,京都府で吃音支援をする場を拡充するために活躍しておられます。
【近況報告】
最近,物をなくしたり壊したりが続いている。眼鏡を壊し,眼鏡無し生活が2週間ほど続いている。案外慣れるものだ。1週間前にはスマホをなくした。絶対出てこないと思っていたら拾ってくれた人がいて手許に戻って来た。
家族が徳洲会病院にかかっている。通院や何かで落ち着かない毎日。
高齢者の施設で働いている。私自身が利用者の年齢に近いせいか,スタッフの接し方が気になることがある。趣味の一つで懸賞応募をよくする。最近,ある施設の入場券があたったが旅費は自分持ちなので痛し痒しだ。
スマホが劣化して更新した。データ移行は一瞬だが,登録個人情報をいれるの大変。
火野正平さんが亡くなった。昔に家の近くの東映撮影所付近で会ったことがある。当時週刊誌を賑わせていた頃で,うどんやから出てきた彼に声をかけられた。まだ若かった私はなんやこの人と思って無視してしまった。無視せずに話をしていたら,火野さんの人柄にもっと早く気づけていたかもしれないと思う。
吃音の思い出です。子どものころ,TV「塀の中の女達」を見ていた。刑務所で「番号!」と点呼の場面がいまだに記憶に残っている。悪いことをしたら(なかなかことばが出てこないのに)こんな風に番号を言わなければいけないから,絶対,刑務所にはいるようなことはしないでおこうと思った恐ろしさを今も忘れていない。
その一方で,最近銀行に用があった。電話で名前を言うのは言い換えもきかないし,イヤだなあと夫に相談したら直接行ったらと言う。寒い中でかけるぐらいだったら電話をするわと思った。昔やったらそんなこと思いもしなかっただろうが,自分もあつかましくなったものだと思う・
神戸言友会の会合で今日の会のことを教えてもらい来た。病院での吃音支援ということで楽しみにしている。
久しぶりに参加した。母の病院の付き添いなどで,今,仕事をしていない。こんなんで良いのかなと悩んでいる。
先月10年ぶりに交通違反をした。一旦停車違反だった。罰金を払ってこれで終わりかと思ったら,運転免許試験場から,75歳以上は認知症の疑いがあるから検査を受けなさいと連絡が来た。幸い大丈夫だったが,検査の問題をみて,物覚えが悪くなってきたなあと思った。
2年前に京都府の言語聴覚士会の吃音委員会のリーダーになってから外部の会に盛んに出るようになった。今日は縁あって呼んでいただいて感謝している。
【講演:病院での吃音支援】
川本一美先生から病院で取り組んでおられる吃音のある人への支援についてお話しいただきました。まず,支援の概要について話されました。
・以前は成人の支援も行っていたが,子どもだけである。
・来院する子どもが幼児だけでなく,小中学生にも広がっている。
・初診時の本人の訴えは,「吃らずに話せるようになりたい」「吃音について正しい知識を得たい」「困っている場面でのどう対応すれば良いか知りたい」などである。
リハビリ(支援)の中で大事にしていることとして強調されたのは次のようなことです。
・楽しくおしゃべりをする経験を積む。
・ゆっくりゆったり会話をする。
・本人を褒める。具体的に褒めることで自己肯定感を持てるようにする。
年齢が上がるにつれて,支援の中身も,悩み事を一緒に考えたり制度やグループ,交流会の紹介をしたりと,その年齢に必要な内容を加えるとのことでした。
本人へのリハビリだけでなく,保護者支援や合理的配慮のための文書作成,吃音のある人どうしの顔合わせと非常に幅広い支援を行っておられることがわかりました。また,現在,吃音のリハビリは,1人の来院者についてST2人体制でやっておられるとのことで病院経営の視点から考えるとずいぶん贅沢な取り組みをされていることを感じました。
現在,吃音支援を行っている医療機関は少なく,吃音臨床の場を増やす努力をなさっていることも心強く感じました。何度も強調された「自己肯定感」,子どもにも成人にも共通する大事なことだと思いました。
【実技】
実際にリハビリでやっておられるカードを使ってのやりとりを参加者全員で楽しく体験しました。


参加者:9名
2024年11月 例会報告
日時:2024年11月17日(日)13:30〜16:30
場所:聴言センター 2階 聴言室
内容:「カードゲーム例会」
2024年も終盤となり、街角には時折クリスマスの飾り付けを目にするようになりました。例会当日は、京都市の最高気温が23.1℃となり湿度も高く季節外れの温かさとなりました。参加された皆さんは一様に服装選びに困っていたようです。
カードゲームを楽しむポイントは、相手の話をしっかり聴く事、そして表情・呼吸・顔色・身振り手振りをよく観察する事がポイントです。これは日常生活にも役立ちます。そして、カードゲームは一人で楽しむ事が出来ません。この例会を通して、気心知れた参加者の皆さんと楽しみ、3時間の例会があっという間に終わってしまいました。
今回行った4種類のカードゲームを行ない、参加者同士のコミュニケーションを図りながら楽しめました。
参加されたある方は「すた京の良い所が存分に出ていた」と感想を述べて頂き、参加者同士の交流を深める事が出来ました。
また来年度も、参加される皆さんの楽しい表情が見られる例会を企画出来ればと思います。
参加者:8名 (一般1名含む)
場所:聴言センター 2階 聴言室
内容:「カードゲーム例会」
2024年も終盤となり、街角には時折クリスマスの飾り付けを目にするようになりました。例会当日は、京都市の最高気温が23.1℃となり湿度も高く季節外れの温かさとなりました。参加された皆さんは一様に服装選びに困っていたようです。
カードゲームを楽しむポイントは、相手の話をしっかり聴く事、そして表情・呼吸・顔色・身振り手振りをよく観察する事がポイントです。これは日常生活にも役立ちます。そして、カードゲームは一人で楽しむ事が出来ません。この例会を通して、気心知れた参加者の皆さんと楽しみ、3時間の例会があっという間に終わってしまいました。
今回行った4種類のカードゲームを行ない、参加者同士のコミュニケーションを図りながら楽しめました。
参加されたある方は「すた京の良い所が存分に出ていた」と感想を述べて頂き、参加者同士の交流を深める事が出来ました。
また来年度も、参加される皆さんの楽しい表情が見られる例会を企画出来ればと思います。
参加者:8名 (一般1名含む)
2024年9月 例会報告
日時:2024年9月29日(日)13時30分〜16時30分
内容:「授業を楽しもう」
場所:聴言センター 1階 地域交流室
講師:高井小織先生(京都光華女子大学)
1.近況報告
・用があって電話をかけたらAI応答だった。「お名前をどうぞ」とAIが言うから,「▲・▲○○です」と吃って応えると,
「▲・▲○○様ですね」と来た。「違います。▲○○です」と訂正すると,
「大変失礼いたしました」。AIはまだ人間には勝てないと感じた。
・健康のために歩こうと思うがあまりにも暑い。やっと涼しくなってきたのでそろそろ。
・膝関節の調子が良くない。
・東大寺二月堂に行ったが,以前と違って外国からの観光客で一杯だった。
・職場で配属部署の異動により遠距離通勤することになり,しかも業務の割り当て地域内の移動も広範囲になった。
・クレジットカードを不正使用されたようで,それ以来カードを使うのが怖くなった。
・8歳の孫の前で良いところを見せようとした逆上がりが出来なかったのがショック。
・春は自己紹介が苦手だが,今回のような秋は気候が落ち着いて春に比べるとまし。
・離れた所で暮らしていた高齢の両親が近くに引っ越してきたのでその相手で忙しい。
・歳を取ってバランス感覚や空間認知が弱くなったのか,コップをうっかり割ったり,コーヒーサーバーをひっくり返したりで散々。
・仕事先で昔の知人に会うのは苦手なので,なんとか担当にならないようにしている。
2.国語授業「平安文学を味わう」
・平安時代の主な文学作品の紹介
・音読と現代語訳。取り上げた作品は「竹取物語」「古今和歌集」「伊勢物語」「土佐日記」「枕草子」「源氏物語」「今昔物語」。
・参加者が一つの作品を受け持って,原文を音読して自分なりの現代語訳を披露。
3.感想
・現代文に直したら何でも無いのだが,その奥の物語が面白い。
・TVの大河ドラマを楽しみにみている。瀬戸内寂聴の源氏物語を読もうと思って読み始めたが,挿入されている和歌が難しい。
・平安時代は,300年の間大きな戦いがなかったから文学が発展したと聞いた事がある。多彩な作品があったのだなぁと思う。
・昔から古文は苦手だったが面白く読んだ。
・短歌は手を付けていないが,やってみたいなと思った。
・NHKの『光る君へ』は話の流れが平坦で退屈だが,今日は勉強になった。
・学生時代に谷崎潤一郎の源氏物語を買った。一冊ずつ箱に入った美しい装丁だった。
和歌は難しいので飛ばしてストーリーを追いかけて読んだ。
源氏がどんなことをするかが楽しみで読んだが,
源氏が死んで,その後の宇治十帖は読む気が無くなった。今も家にある。
・高校の時,古文の時間は睡眠の時間だったが,今日の授業で案外親しみやすいものだと感じた。
参加者:9名(一般2名含む)
内容:「授業を楽しもう」
場所:聴言センター 1階 地域交流室
講師:高井小織先生(京都光華女子大学)
1.近況報告
・用があって電話をかけたらAI応答だった。「お名前をどうぞ」とAIが言うから,「▲・▲○○です」と吃って応えると,
「▲・▲○○様ですね」と来た。「違います。▲○○です」と訂正すると,
「大変失礼いたしました」。AIはまだ人間には勝てないと感じた。
・健康のために歩こうと思うがあまりにも暑い。やっと涼しくなってきたのでそろそろ。
・膝関節の調子が良くない。
・東大寺二月堂に行ったが,以前と違って外国からの観光客で一杯だった。
・職場で配属部署の異動により遠距離通勤することになり,しかも業務の割り当て地域内の移動も広範囲になった。
・クレジットカードを不正使用されたようで,それ以来カードを使うのが怖くなった。
・8歳の孫の前で良いところを見せようとした逆上がりが出来なかったのがショック。
・春は自己紹介が苦手だが,今回のような秋は気候が落ち着いて春に比べるとまし。
・離れた所で暮らしていた高齢の両親が近くに引っ越してきたのでその相手で忙しい。
・歳を取ってバランス感覚や空間認知が弱くなったのか,コップをうっかり割ったり,コーヒーサーバーをひっくり返したりで散々。
・仕事先で昔の知人に会うのは苦手なので,なんとか担当にならないようにしている。
2.国語授業「平安文学を味わう」
・平安時代の主な文学作品の紹介
・音読と現代語訳。取り上げた作品は「竹取物語」「古今和歌集」「伊勢物語」「土佐日記」「枕草子」「源氏物語」「今昔物語」。
・参加者が一つの作品を受け持って,原文を音読して自分なりの現代語訳を披露。
3.感想
・現代文に直したら何でも無いのだが,その奥の物語が面白い。
・TVの大河ドラマを楽しみにみている。瀬戸内寂聴の源氏物語を読もうと思って読み始めたが,挿入されている和歌が難しい。
・平安時代は,300年の間大きな戦いがなかったから文学が発展したと聞いた事がある。多彩な作品があったのだなぁと思う。
・昔から古文は苦手だったが面白く読んだ。
・短歌は手を付けていないが,やってみたいなと思った。
・NHKの『光る君へ』は話の流れが平坦で退屈だが,今日は勉強になった。
・学生時代に谷崎潤一郎の源氏物語を買った。一冊ずつ箱に入った美しい装丁だった。
和歌は難しいので飛ばしてストーリーを追いかけて読んだ。
源氏がどんなことをするかが楽しみで読んだが,
源氏が死んで,その後の宇治十帖は読む気が無くなった。今も家にある。
・高校の時,古文の時間は睡眠の時間だったが,今日の授業で案外親しみやすいものだと感じた。
参加者:9名(一般2名含む)
2024年8月 オンライン例会報告
日時:2024年8月18日(金) 13:30〜16:30
「お気楽フリートーク」
オンライン、夏休み、お盆明けということで気楽にフリートークを行いました。
第1部は「事前予告テーマトーク」ということで順番にトークしました。
出てきた内容としては
・大台ヶ原に行ってきました、雨が多い
・カラオケに行ったら下手だけど楽しそうに歌ってる人がいた話
・信楽の花火見に行った
・旅行の話 樽見鉄道、徳山村、ダムなど
・おすすめ 六角精児の番組 楽しい
・鉄道博物館に行った 0系新幹線
・趣味 刺繍始めた
・子供が小さいころの旅行の話 鹿児島、湯の山
などなど、バラエティに富んだ話題がいろいろ出て良かったと思います。
参加の皆さん、トークのネタ準備ありがとうございました。
第2部は「雑談マン」というwebのルーレットトークの機能を使い、その場で出たお題でトークをしました。
例えば「最近買った家電は?」など。
順番が回ってきた人だけがしゃべるのではなく、
全員で雑談するような感じでできましたし、やってみると予想以上に盛り上がりました。
参加者:6名
「お気楽フリートーク」
オンライン、夏休み、お盆明けということで気楽にフリートークを行いました。
第1部は「事前予告テーマトーク」ということで順番にトークしました。
出てきた内容としては
・大台ヶ原に行ってきました、雨が多い
・カラオケに行ったら下手だけど楽しそうに歌ってる人がいた話
・信楽の花火見に行った
・旅行の話 樽見鉄道、徳山村、ダムなど
・おすすめ 六角精児の番組 楽しい
・鉄道博物館に行った 0系新幹線
・趣味 刺繍始めた
・子供が小さいころの旅行の話 鹿児島、湯の山
などなど、バラエティに富んだ話題がいろいろ出て良かったと思います。
参加の皆さん、トークのネタ準備ありがとうございました。
第2部は「雑談マン」というwebのルーレットトークの機能を使い、その場で出たお題でトークをしました。
例えば「最近買った家電は?」など。
順番が回ってきた人だけがしゃべるのではなく、
全員で雑談するような感じでできましたし、やってみると予想以上に盛り上がりました。
参加者:6名
2024年8月 平日オンライン例会報告
日時:2024年8月9日(金)20:00〜21:00
酷暑の季節柄、家で涼みながらの例会は参加がしやすく、また平日の夜ということで沢山の方が参加して下さいました。
いつも通り自己紹介と近況報告からスタートしました。
次は、お題に基づいスピーチ例会ということで、1周目です。
『エアコンの設定温度』のスピーチでは、27度から28度の設定の方が多く、また扇風機を併用している方もおられました。
2周目のスピーチが始まり、『すたっと京都での思い出』というお題のときに、すたっと京都の言いっぱなしの原則が話題に上がりました。
すたっと京都の設立会議のときに出された原則で、自分と異なる意見の方がおられても、相手を認め信頼し、他の人が安心して意見を出せるために設けられたもので、改めて言いっぱなしの原則の意味を聞くことが出来て、考え方をニュートラルに置くことの大切さを実感しました。
対面の例会、オンラインの例会、それぞれ良さがあり、バランス良く開催することが大切だと思いました。
参加者:10名(一般1名含む)
酷暑の季節柄、家で涼みながらの例会は参加がしやすく、また平日の夜ということで沢山の方が参加して下さいました。
いつも通り自己紹介と近況報告からスタートしました。
次は、お題に基づいスピーチ例会ということで、1周目です。
『エアコンの設定温度』のスピーチでは、27度から28度の設定の方が多く、また扇風機を併用している方もおられました。
2周目のスピーチが始まり、『すたっと京都での思い出』というお題のときに、すたっと京都の言いっぱなしの原則が話題に上がりました。
すたっと京都の設立会議のときに出された原則で、自分と異なる意見の方がおられても、相手を認め信頼し、他の人が安心して意見を出せるために設けられたもので、改めて言いっぱなしの原則の意味を聞くことが出来て、考え方をニュートラルに置くことの大切さを実感しました。
対面の例会、オンラインの例会、それぞれ良さがあり、バランス良く開催することが大切だと思いました。
参加者:10名(一般1名含む)
2024年6月 例会報告
日時:2024年6月15日(土)11時〜15時30分
内容:女子会例会
場所:成安造形大学内 コミュニティスペース 「結」
:BAR JAMES(和迩浜青年会館内)
滋賀県大津市にて「女子会例会」をしました。
まずは、成安造形大学内の結というカフェでランチの後、和迩浜青年会館内のジャズ喫茶に移動しました。マスターが不在だったので、何名かの会員さん協力の元、皆さんにコーヒー等を提供しました。その節はご協力ありがとうございました。
特に何をした、何を話したということではなく、自由気ままにおしゃべりを楽しんでいただけたと思います。個人的には、ただ皆さんのお元気な顔が拝見できて、それだけで十分意義のある集まりだったのではないかと思っています。会社や学校といった縦のつながりでもなく、友達といった横のつながりでのない、第三の場所の必要性は昨今特に指摘されていますが、まさにそのような場所を提供する集まりになったと思っています。
また、このようなゆるりとした集まりをしていけたらなと思っています。
皆様、大阪・名古屋・和歌山・京都等々、暑い中遠くからお越しいただきありがとうございました! また、ご家族で参加頂いた方もおります。今後も家族で参加できる例会が増えればいいですね。
参加者:13名
内容:女子会例会
場所:成安造形大学内 コミュニティスペース 「結」
:BAR JAMES(和迩浜青年会館内)
滋賀県大津市にて「女子会例会」をしました。
まずは、成安造形大学内の結というカフェでランチの後、和迩浜青年会館内のジャズ喫茶に移動しました。マスターが不在だったので、何名かの会員さん協力の元、皆さんにコーヒー等を提供しました。その節はご協力ありがとうございました。
特に何をした、何を話したということではなく、自由気ままにおしゃべりを楽しんでいただけたと思います。個人的には、ただ皆さんのお元気な顔が拝見できて、それだけで十分意義のある集まりだったのではないかと思っています。会社や学校といった縦のつながりでもなく、友達といった横のつながりでのない、第三の場所の必要性は昨今特に指摘されていますが、まさにそのような場所を提供する集まりになったと思っています。
また、このようなゆるりとした集まりをしていけたらなと思っています。
皆様、大阪・名古屋・和歌山・京都等々、暑い中遠くからお越しいただきありがとうございました! また、ご家族で参加頂いた方もおります。今後も家族で参加できる例会が増えればいいですね。
参加者:13名
2024年5月 例会報告
日時:2024年5月19日(日)13時30分〜16時30分
内容:スピーチ例会
場所:聴言センター 1階 地域交流室
テーブルトークとは違った人前に立つ緊張感を味わってもらう、5分、3分、1分と制限を設けることで時間感覚を感じてもらうことを目的としました。
冒頭の近況報告では、新年度初の例会ということで、新しいことを始めたという話が多かったです。転職した新しい職場での様子、新しく始めた趣味(サックス、貸農園、ピアノなど)にまつわる話など、新緑の季節らしい皆さんの活躍に元気をもらいました。
前半:参加者の前に立ち3分以上〜5分以内で自由なテーマで話す
後半:座った状態で時計回りに1分間スピーチを回していく(テーマは司会者がインターネットのサイトにあるトークルーレットを回しその場で指定する)の2部構成としました。
前半の5分スピーチでは、インド総選挙と女性の人権、好きな色の楽器に一目ぼれ、職場の紹介、電子マネーについていけない、ダイエットでスポーツジム、持病の手術に迷い、自動車を運転しない選択、脱炭素の世の中、と各自が用意したテーマで話してもらいました。タブレットに表示したタイマーをチラ見しながら、5分で何とか話をまとめてもらいました。個人的には、事前に練習せずテーマもその場で考え付いたものにしましたが、頭の中に思い浮かんだ単語をだらだらとつなげてしまい、時間が足りず最後駆け足となってしまいました。
後半の1分間スピーチは、ルーレットでいきなり振られたテーマにそって考える間なく話してもらうゲームです。
過去か未来に1日いくとしたらどっち?好きな音楽は?性別が1日変わるとしたらどうする?休みの日なにしてる?お酒のエピソードや好きな飲み物は?などなど、3周したので計24のお題。話し終わった後の質疑応答でさらに盛り上がりました。
自分にストンと入ってきてすぐに話せるテーマもあれば、話している途中でまとまらなくなってしまうテーマもあり、参加者からは新鮮な緊張感があった、話し方よりその内容に話し手が興味や熱意があるかで面白さは変わってくるなどの感想が聞かれました。
参加者:8名
内容:スピーチ例会
場所:聴言センター 1階 地域交流室
テーブルトークとは違った人前に立つ緊張感を味わってもらう、5分、3分、1分と制限を設けることで時間感覚を感じてもらうことを目的としました。
冒頭の近況報告では、新年度初の例会ということで、新しいことを始めたという話が多かったです。転職した新しい職場での様子、新しく始めた趣味(サックス、貸農園、ピアノなど)にまつわる話など、新緑の季節らしい皆さんの活躍に元気をもらいました。
前半:参加者の前に立ち3分以上〜5分以内で自由なテーマで話す
後半:座った状態で時計回りに1分間スピーチを回していく(テーマは司会者がインターネットのサイトにあるトークルーレットを回しその場で指定する)の2部構成としました。
前半の5分スピーチでは、インド総選挙と女性の人権、好きな色の楽器に一目ぼれ、職場の紹介、電子マネーについていけない、ダイエットでスポーツジム、持病の手術に迷い、自動車を運転しない選択、脱炭素の世の中、と各自が用意したテーマで話してもらいました。タブレットに表示したタイマーをチラ見しながら、5分で何とか話をまとめてもらいました。個人的には、事前に練習せずテーマもその場で考え付いたものにしましたが、頭の中に思い浮かんだ単語をだらだらとつなげてしまい、時間が足りず最後駆け足となってしまいました。
後半の1分間スピーチは、ルーレットでいきなり振られたテーマにそって考える間なく話してもらうゲームです。
過去か未来に1日いくとしたらどっち?好きな音楽は?性別が1日変わるとしたらどうする?休みの日なにしてる?お酒のエピソードや好きな飲み物は?などなど、3周したので計24のお題。話し終わった後の質疑応答でさらに盛り上がりました。
自分にストンと入ってきてすぐに話せるテーマもあれば、話している途中でまとまらなくなってしまうテーマもあり、参加者からは新鮮な緊張感があった、話し方よりその内容に話し手が興味や熱意があるかで面白さは変わってくるなどの感想が聞かれました。
参加者:8名
2024年2月 例会報告
日時:2024年2月18日(日)13時30分〜16時30分
内容:朗読例会
場所:聴言センター 2階 聴言室
講師:泉谷氏・当麻氏(朗読劇団 あめんぼ座)
まず、身体ほぐしのストレッチと発声練習・あめんぼあかいなあいうえお・宮沢賢治の「雨ニモ マケズ」の朗読の後、今日のテキストを使い本格的な朗読が始まります。
今回朗読するテキストは「父は空 母は大地」と言うメッセージ性の有る冊子です。1885年、アメリカの先住民族(インデアン)はアメリカ政府と3年間の戦いの末に、無益な争いを避けて自分達の土地をアメリカ政府に売り、政府が与える居留地に部族の人々と移動する事を決めました。その時に演説をしたシアトル首長が、第14代アメリカ大統領フランクリン・ピアスに宛てた手紙。その手紙が今回私達の読む「父は空 母は大地」です。
今回の文章は訴える力が豊かで大きく、読み方もそれに伴った表現が求められます。これまでの朗読例会で読んできたテキストと比べて長文でした。初めに講師の先生方に読んで頂き、参加者はグループに分かれて何度か群読を行ないました。途中休憩を挟み更に感情を込めて読む練習をしました。例会後半になり声もしっかりでるようになり、読む事を楽しむ域まで到達しそうになった様に私は思いました。後半は一人づつ朗読しました。
この冊子を読み、特にあらゆる小数派の人々と多数派の人々、侵略する方とされる方、追う方と追われる方色々な対極の有り方に改めて気付かされました。私達は他を認め受け入れ、刃を使わず生きて行く道を摸索して行く時が来ている事を、この文を読みながら強く思いました。朗読が上手くなる事は大きな目標ですが、テキストの訴える中身を読む事も大切だと思いました。
例会に参加された皆さん、特に久しぶりに参加された方々、有難うございました。
講師のお二人の声の素晴らしさに圧倒されました。泉谷さん・当麻さん、有難うございました。
参加者:9名
※ 例会終了後、有志で新年会を開催しました。
内容:朗読例会
場所:聴言センター 2階 聴言室
講師:泉谷氏・当麻氏(朗読劇団 あめんぼ座)
まず、身体ほぐしのストレッチと発声練習・あめんぼあかいなあいうえお・宮沢賢治の「雨ニモ マケズ」の朗読の後、今日のテキストを使い本格的な朗読が始まります。
今回朗読するテキストは「父は空 母は大地」と言うメッセージ性の有る冊子です。1885年、アメリカの先住民族(インデアン)はアメリカ政府と3年間の戦いの末に、無益な争いを避けて自分達の土地をアメリカ政府に売り、政府が与える居留地に部族の人々と移動する事を決めました。その時に演説をしたシアトル首長が、第14代アメリカ大統領フランクリン・ピアスに宛てた手紙。その手紙が今回私達の読む「父は空 母は大地」です。
今回の文章は訴える力が豊かで大きく、読み方もそれに伴った表現が求められます。これまでの朗読例会で読んできたテキストと比べて長文でした。初めに講師の先生方に読んで頂き、参加者はグループに分かれて何度か群読を行ないました。途中休憩を挟み更に感情を込めて読む練習をしました。例会後半になり声もしっかりでるようになり、読む事を楽しむ域まで到達しそうになった様に私は思いました。後半は一人づつ朗読しました。
この冊子を読み、特にあらゆる小数派の人々と多数派の人々、侵略する方とされる方、追う方と追われる方色々な対極の有り方に改めて気付かされました。私達は他を認め受け入れ、刃を使わず生きて行く道を摸索して行く時が来ている事を、この文を読みながら強く思いました。朗読が上手くなる事は大きな目標ですが、テキストの訴える中身を読む事も大切だと思いました。
例会に参加された皆さん、特に久しぶりに参加された方々、有難うございました。
講師のお二人の声の素晴らしさに圧倒されました。泉谷さん・当麻さん、有難うございました。
参加者:9名
※ 例会終了後、有志で新年会を開催しました。
2024年1月 オンライン例会報告
日時:2024年1月21日(日)13時30分〜17時
内容:「8テーマトーク」
今回は以下の8つのテーマについて気楽にトークをしました。
・能登半島地震について思うこと/取り組んでいる防災対策
・旅行の思い出
・趣味のこと
・身体に関すること/健康のこと
・最近楽しかったこと
・自分の吃音の状況や思うこと
・家族の出来事
・仕事の話
皆さんから出た話の内容を、ハッシュタグ風にまとめてみました。
#山登り #鉄道 #自転車
#父の話 #たぬきの置物(いろいろデコレーション)
#山の中を走る番組楽しい
#夫の健康のこと
#吃音の出方はストレスと関連?
#旅行行ったところに震災が起こる
#吃音の体験発表
#ラッピング電車(福井)#大野城
#旅行#ドイツきれい#フランスきたない
#農家民宿 #卵かけごはん #にわとりさばく
#地震 #金沢も結構大変?
#ガスメーターがスマートメーターに
#転職した/考える
#キャンプ
皆さんのいろいろな種類の話を聞けて、有意義な時間が過ごせたと思います。
参加者:10名
内容:「8テーマトーク」
今回は以下の8つのテーマについて気楽にトークをしました。
・能登半島地震について思うこと/取り組んでいる防災対策
・旅行の思い出
・趣味のこと
・身体に関すること/健康のこと
・最近楽しかったこと
・自分の吃音の状況や思うこと
・家族の出来事
・仕事の話
皆さんから出た話の内容を、ハッシュタグ風にまとめてみました。
#山登り #鉄道 #自転車
#父の話 #たぬきの置物(いろいろデコレーション)
#山の中を走る番組楽しい
#夫の健康のこと
#吃音の出方はストレスと関連?
#旅行行ったところに震災が起こる
#吃音の体験発表
#ラッピング電車(福井)#大野城
#旅行#ドイツきれい#フランスきたない
#農家民宿 #卵かけごはん #にわとりさばく
#地震 #金沢も結構大変?
#ガスメーターがスマートメーターに
#転職した/考える
#キャンプ
皆さんのいろいろな種類の話を聞けて、有意義な時間が過ごせたと思います。
参加者:10名
2023.9月 例会報告
日時:9月10日(日)13時30分〜16時30分
場所:京都市聴覚言語障害センター 2階 聴言室
内容:「すたっと京都のいままでとこれからを考えよう!」
冒頭では、設立時にまとめた、すたっと京都の「3つの柱」と「例会運営方針」が書かれた紙を配布し読んでもらいました。
設立時、それまでの経緯から「安心して語らえる場をつくる」のが最優先課題でした。
セルフヘルプグループの理念のもと、無理して拡大しない、ウェルカムだけどクローズドなグループとして歩んできて、
安心できる場を今日まで継続できているのは素晴らしいことだと思います。
ただ、常時活動メンバーの固定化など問題点もあります。参加された皆さんからざっくばらんに現状をどう思っているか発言してもらいました。
その一部の意見を、ご紹介致します。
・若い人が入らない。若い人だけのグループの活動も下火と聞いているが、吃音のことを相談したいというニーズは今もあるのか?
・全言連の活動が「遠くなっている」気がする。
・新しい人が入っても、活動で燃え尽きてしまう事例があるがフォローが難しい。
・ネット上での広報活動の現状確認とSNSの利用方法の確認。
・ことばの教室や医療関係への紹介ができるのは、すたっと京都の強みだと思う。
・一般への広報活動をできるところから始めたい。
・通常例会以外に、平日夜のオンライン例会を定期的に開きたい、
――など、ここでは書ききれないほど多くの意見が出され、実りのある時間となりました。
参加者:7名
場所:京都市聴覚言語障害センター 2階 聴言室
内容:「すたっと京都のいままでとこれからを考えよう!」
冒頭では、設立時にまとめた、すたっと京都の「3つの柱」と「例会運営方針」が書かれた紙を配布し読んでもらいました。
設立時、それまでの経緯から「安心して語らえる場をつくる」のが最優先課題でした。
セルフヘルプグループの理念のもと、無理して拡大しない、ウェルカムだけどクローズドなグループとして歩んできて、
安心できる場を今日まで継続できているのは素晴らしいことだと思います。
ただ、常時活動メンバーの固定化など問題点もあります。参加された皆さんからざっくばらんに現状をどう思っているか発言してもらいました。
その一部の意見を、ご紹介致します。
・若い人が入らない。若い人だけのグループの活動も下火と聞いているが、吃音のことを相談したいというニーズは今もあるのか?
・全言連の活動が「遠くなっている」気がする。
・新しい人が入っても、活動で燃え尽きてしまう事例があるがフォローが難しい。
・ネット上での広報活動の現状確認とSNSの利用方法の確認。
・ことばの教室や医療関係への紹介ができるのは、すたっと京都の強みだと思う。
・一般への広報活動をできるところから始めたい。
・通常例会以外に、平日夜のオンライン例会を定期的に開きたい、
――など、ここでは書ききれないほど多くの意見が出され、実りのある時間となりました。
参加者:7名
2023.7月 例会報告
日時:2023年7月23日(日)13時30分 〜16時30分
会場:京都市聴覚言語障害センター 研修室1
講師:梅津 円(うめづ まどか)さん
(株式会社 DomoLens 代表取締役CEO)
今月の例会は『ドモレンズ』の開発者、梅津円さんを講師としてお招きし、最新の吃音へのアプローチ方法を体験しました。VRの体験は初めての参加者が多く操作に戸惑う場面も見られましたが、ドモレンズを堪能出来たのではと思いました。
ドモレンズというVRゴーグルを装着すると、面接・プレゼン・自己紹介・電話対応の情景が映し出され、緊張感を持って話すという経験が出来ます。吃音者は、自分が話すことに精一杯になり相手の表情や反応に意識が向かないことが多々ありますが、ドモレンズは安心感を持って話せるので、冷静に周囲を見ることが出来ます。
実際にドモレンズを使用した就活生からは、
「VRだとどもったり、言葉が詰まっても現実よりダメージが少ないので失敗してもいいと思えた。でも、臨場感がすごく実際の面接より緊張する」「少しずつ緊張する場面に慣れてきて、話すことに自信がつき前よりスムーズに話せるようになった」
「VRで人の目に慣れる練習をすることで人の目を見ながらでも、前より話せるようになったと達成感、成長を感じられる」といった声が挙がっているとのことです。
実際に体験された参加者の感想です。
・昔と今の、吃音へのアプローチの変化に驚いた。
・吃音に悩んでいた50年前に開発されていたら絶対に購入していた。
・VRに触ることがないと思っていた。操作するのが難しく年齢を感じた。
・どもる不安が強い時期であろう若い人に、もっと体験してほしかった。
・ドモレンズがさらに良いものになることを期待している。
対面のみの例会を担当するのは私自身久しぶりで、改善点や反省点など色々ありましたが、例会を担当するということは自己成長に繋がると実感しました。
どもったり、話すときにつまったりするという角度だけで捉えるのではなく、どもるが故に相手の反応を置き去りにしてしまうことをどのように改善していくのかが今後の課題となりました。
参加者:11名
会場:京都市聴覚言語障害センター 研修室1
講師:梅津 円(うめづ まどか)さん
(株式会社 DomoLens 代表取締役CEO)
今月の例会は『ドモレンズ』の開発者、梅津円さんを講師としてお招きし、最新の吃音へのアプローチ方法を体験しました。VRの体験は初めての参加者が多く操作に戸惑う場面も見られましたが、ドモレンズを堪能出来たのではと思いました。
ドモレンズというVRゴーグルを装着すると、面接・プレゼン・自己紹介・電話対応の情景が映し出され、緊張感を持って話すという経験が出来ます。吃音者は、自分が話すことに精一杯になり相手の表情や反応に意識が向かないことが多々ありますが、ドモレンズは安心感を持って話せるので、冷静に周囲を見ることが出来ます。
実際にドモレンズを使用した就活生からは、
「VRだとどもったり、言葉が詰まっても現実よりダメージが少ないので失敗してもいいと思えた。でも、臨場感がすごく実際の面接より緊張する」「少しずつ緊張する場面に慣れてきて、話すことに自信がつき前よりスムーズに話せるようになった」
「VRで人の目に慣れる練習をすることで人の目を見ながらでも、前より話せるようになったと達成感、成長を感じられる」といった声が挙がっているとのことです。
実際に体験された参加者の感想です。
・昔と今の、吃音へのアプローチの変化に驚いた。
・吃音に悩んでいた50年前に開発されていたら絶対に購入していた。
・VRに触ることがないと思っていた。操作するのが難しく年齢を感じた。
・どもる不安が強い時期であろう若い人に、もっと体験してほしかった。
・ドモレンズがさらに良いものになることを期待している。
対面のみの例会を担当するのは私自身久しぶりで、改善点や反省点など色々ありましたが、例会を担当するということは自己成長に繋がると実感しました。
どもったり、話すときにつまったりするという角度だけで捉えるのではなく、どもるが故に相手の反応を置き去りにしてしまうことをどのように改善していくのかが今後の課題となりました。
参加者:11名
2023.6月 例会報告
日時:6月18日(日)13時30分〜17時
場所:京都市聴覚言語障害センター 2階 聴言室
「今のモヤモヤ・コロナを振り返って」とテーマで話し合いました。
コロナの経過が丁寧に詳細に書かれていて、ここ数年のことなのに随分忘れているなと思いました。
オンラインが普及したこと、葬儀が小さい形になったこと様々な意見が出ました。
参加者:7名
場所:京都市聴覚言語障害センター 2階 聴言室
「今のモヤモヤ・コロナを振り返って」とテーマで話し合いました。
コロナの経過が丁寧に詳細に書かれていて、ここ数年のことなのに随分忘れているなと思いました。
オンラインが普及したこと、葬儀が小さい形になったこと様々な意見が出ました。
参加者:7名
2023.5月 例会報告
日時:5月21日(日)13時30分〜17時
『吃音最新情報』と題して、お話し頂きました。
お子さんに吃音がある方も来られていたので、吃音の子どもへの接し方なども教えて頂きました。
「吃音があるお子さんだけではなく、うちの娘(中3)にも共通するところがあるな」と、しみじみと感じました。
参加者:9名(一般1名含む)
Zoom :3名
『吃音最新情報』と題して、お話し頂きました。
お子さんに吃音がある方も来られていたので、吃音の子どもへの接し方なども教えて頂きました。
「吃音があるお子さんだけではなく、うちの娘(中3)にも共通するところがあるな」と、しみじみと感じました。
参加者:9名(一般1名含む)
Zoom :3名
2023.4月 オンライン例会報告
日時:2023年4月28日(金)20:00-21:00
自己紹介と近況報告をして、以下の4つのテーマから1つ選んで皆さんに話して頂きました。
・海外旅行するならここ!
・やらないと決めたこと
・好きな家時間
・続けている健康管理
海外旅行の話では、色々な視点(貧しい人々を見ると現地の美味しい食事が喉を通らなくなるなど)があり考えさせられました。
好きな家時間の話では、お料理を挙げられている方がおられて、「お料理好きになるためには?」と質問し聞き入りました。
ジムに通い始めた方、週末夜更かしされている方、パソコンの買い替えをお手伝いしますという方など…
本当にすたっと京都は、話題が豊富で1時間という短い時間はあっという間だなと思いました。
参加者:8名
----------------------------------------------
ある会員の方から「日曜日は例会に参加しづらい。平日にも例会があったらなぁ。」という声がありました。
そこで、今年度から不定期ではありますが、平日の夜にオンライン例会も開催する事になりました。これからもよろしくお願い致します。
自己紹介と近況報告をして、以下の4つのテーマから1つ選んで皆さんに話して頂きました。
・海外旅行するならここ!
・やらないと決めたこと
・好きな家時間
・続けている健康管理
海外旅行の話では、色々な視点(貧しい人々を見ると現地の美味しい食事が喉を通らなくなるなど)があり考えさせられました。
好きな家時間の話では、お料理を挙げられている方がおられて、「お料理好きになるためには?」と質問し聞き入りました。
ジムに通い始めた方、週末夜更かしされている方、パソコンの買い替えをお手伝いしますという方など…
本当にすたっと京都は、話題が豊富で1時間という短い時間はあっという間だなと思いました。
参加者:8名
----------------------------------------------
ある会員の方から「日曜日は例会に参加しづらい。平日にも例会があったらなぁ。」という声がありました。
そこで、今年度から不定期ではありますが、平日の夜にオンライン例会も開催する事になりました。これからもよろしくお願い致します。
【2023.3月 総会報告】
2023 年 3 ⽉ 19 日(日) 13:30〜17:00
聴⾔センター
総会の日、京都は 清々し晴天で人々であふれかえっていました。
JR嵯峨野線の京都駅では乗車できない方も多く、コロナ禍以前に戻った状況でした。
2023 年すたっと京都の総会が⾏われました。その内容を下記のとおり報告いたします。
最初に、代表からの 「あいさつ」 がありました。
次いで、2022 年の活動報告と会計報告が⾏われました。
2023 年度の世話人が選出され、2023 年度 活動計画が決まりました 。
今後とも、すたっと京都をよろしくお願いいたします。
聴⾔センター
総会の日、京都は 清々し晴天で人々であふれかえっていました。
JR嵯峨野線の京都駅では乗車できない方も多く、コロナ禍以前に戻った状況でした。
2023 年すたっと京都の総会が⾏われました。その内容を下記のとおり報告いたします。
最初に、代表からの 「あいさつ」 がありました。
次いで、2022 年の活動報告と会計報告が⾏われました。
2023 年度の世話人が選出され、2023 年度 活動計画が決まりました 。
今後とも、すたっと京都をよろしくお願いいたします。
【2022年 11月例会報告】
11月例会「どもってもいい授業を楽しもう」
2022年11月20日(日)
聴言センターにて高井小織さんを講師にお招きして例会を開催しました。まず自己紹介・近況報告からです。久しぶりの方、昔一緒に活動した一般の方も参加しての和気あいあいとした雰囲気で始まりました。しばらく会わない間に皆さんいろんなことがあったんやなと感じました。そんなことを話せる場所があることにも感謝です。
そして授業が始まりました。今回は古文です。「おくのほそ道」から 松尾芭蕉の世界を学びます。『月日は百代の過客にして〜』なんのことやら。どう読むの?からです。高井さんから芭蕉の言葉を現代の自分の言葉に置き換えて考えたらどうなるやろうと聞かれます。芭蕉が生きた時代。芭蕉の身の上。そして中国の李白、杜甫へと話は飛んでいきます。芭蕉は江戸から北へ北へと旅をつづけていきます。白河の関を越え、仙台から平泉へと旅は続きます。その地その地で俳句を残していますが、今回この授業をしっかりと受けたので俳句の意味や背景も浮かぶような気がしました。
各人が少しずつ古文を読み、自分なりに意味を発表します。それぞれの人がなるほどと思うことを話してくれました。久しぶりの参加のNさんが私では思いつかない疑問を出してくれて脱線したり、また深読み出来たりと話の輪は広がって行きます。芭蕉がどのような思いで江戸の住まいを処分してまで長い旅に出たのか、想像もできませんが彼の残した俳句を読み解くことで今の私たちに通じることがあるのかもしれません。わずか17文字に自分の思いを託すことの難しさ、おもしろさをもっと感じてみたいと思いました。
しかし、高井さんが、好きなことを話す私達をうまくまとめながら、授業のおもしろさを伝えていただいたのには本当に感謝しかありません。話すこと、聞くことの楽しさを今回も充分に味わうことが出来、楽しい時間でした。
最後の感想で、「芭蕉にあこがれる」、「噛み砕いた説明でよく分かった」、「学生時代は言葉の事ばかり考えていたが今回は内容が頭に入ってきた」など、皆さんも満足されたのではないでしょうか。
参加者 10名(一般から1名含む)
2022年11月20日(日)
聴言センターにて高井小織さんを講師にお招きして例会を開催しました。まず自己紹介・近況報告からです。久しぶりの方、昔一緒に活動した一般の方も参加しての和気あいあいとした雰囲気で始まりました。しばらく会わない間に皆さんいろんなことがあったんやなと感じました。そんなことを話せる場所があることにも感謝です。
そして授業が始まりました。今回は古文です。「おくのほそ道」から 松尾芭蕉の世界を学びます。『月日は百代の過客にして〜』なんのことやら。どう読むの?からです。高井さんから芭蕉の言葉を現代の自分の言葉に置き換えて考えたらどうなるやろうと聞かれます。芭蕉が生きた時代。芭蕉の身の上。そして中国の李白、杜甫へと話は飛んでいきます。芭蕉は江戸から北へ北へと旅をつづけていきます。白河の関を越え、仙台から平泉へと旅は続きます。その地その地で俳句を残していますが、今回この授業をしっかりと受けたので俳句の意味や背景も浮かぶような気がしました。
各人が少しずつ古文を読み、自分なりに意味を発表します。それぞれの人がなるほどと思うことを話してくれました。久しぶりの参加のNさんが私では思いつかない疑問を出してくれて脱線したり、また深読み出来たりと話の輪は広がって行きます。芭蕉がどのような思いで江戸の住まいを処分してまで長い旅に出たのか、想像もできませんが彼の残した俳句を読み解くことで今の私たちに通じることがあるのかもしれません。わずか17文字に自分の思いを託すことの難しさ、おもしろさをもっと感じてみたいと思いました。
しかし、高井さんが、好きなことを話す私達をうまくまとめながら、授業のおもしろさを伝えていただいたのには本当に感謝しかありません。話すこと、聞くことの楽しさを今回も充分に味わうことが出来、楽しい時間でした。
最後の感想で、「芭蕉にあこがれる」、「噛み砕いた説明でよく分かった」、「学生時代は言葉の事ばかり考えていたが今回は内容が頭に入ってきた」など、皆さんも満足されたのではないでしょうか。
参加者 10名(一般から1名含む)
【2022年 10月例会報告】
10月レクリエーション例会「生駒山ハイキング」
2022年10月16日(日)
生駒山は奈良県と大阪府の境のある標高642mの山です。山上に歴史の長い遊園地がありケーブルカーや車で上った方も多いのではないでしょうか。京都市のテレビ放送の電波はその多くが生駒山上の中継局から来ています。
準備を行うにあたり、様々な方に参加していただきたく、なるべく標高の低い山、そして登山以外も楽しめる場所を探すところから始めました。今回は駅前から登山が可能で比較的標高の低いながらも宝山寺、生駒山上遊園地があり見どころの多い生駒山に決めさせていただきました。
コロナも落ち着いてきたとはいえ、多くの方に参加していただけるか大変不安でしたが、昨年と比べると多くの方から参加の連絡を頂き安心しました。
直前まで天気予報では雨模様でしたが、当日は雨も降ることなく無事にハイキングを終えることができました。
生駒山は霊山寺への参道が整備されていること、実は生駒山は地元で何度も登ったことのある山でしたので、容易に登頂できると思っておりました。しかし、道を間違えてしまいましたが、皆様の協力のおかげで軌道修正することができました。
普段の例会とは違い、吃音をテーマに話をする必要はなかったのですが、気づけば皆さんが吃音の話をされていたのが印象的でした。まだまだ私たち吃音のある人には、吃音について語り合う場所が必要なのだと再認識いたしました。
参加者 8名
2022年10月16日(日)
生駒山は奈良県と大阪府の境のある標高642mの山です。山上に歴史の長い遊園地がありケーブルカーや車で上った方も多いのではないでしょうか。京都市のテレビ放送の電波はその多くが生駒山上の中継局から来ています。
準備を行うにあたり、様々な方に参加していただきたく、なるべく標高の低い山、そして登山以外も楽しめる場所を探すところから始めました。今回は駅前から登山が可能で比較的標高の低いながらも宝山寺、生駒山上遊園地があり見どころの多い生駒山に決めさせていただきました。
コロナも落ち着いてきたとはいえ、多くの方に参加していただけるか大変不安でしたが、昨年と比べると多くの方から参加の連絡を頂き安心しました。
直前まで天気予報では雨模様でしたが、当日は雨も降ることなく無事にハイキングを終えることができました。
生駒山は霊山寺への参道が整備されていること、実は生駒山は地元で何度も登ったことのある山でしたので、容易に登頂できると思っておりました。しかし、道を間違えてしまいましたが、皆様の協力のおかげで軌道修正することができました。
普段の例会とは違い、吃音をテーマに話をする必要はなかったのですが、気づけば皆さんが吃音の話をされていたのが印象的でした。まだまだ私たち吃音のある人には、吃音について語り合う場所が必要なのだと再認識いたしました。
参加者 8名
【2022年 9月例会報告】
9月例会「朗読例会」
2022年9月11日(日)聴言センター 地域交流室
講師 朗読劇団あめんぼ座 泉谷聖子氏
コロナ禍の中、2回朗読例会が中止になったため、久し振りの対面での朗読例会になりました。講師の泉谷さんともしばらく振りの再会でした。今回の朗読は宮沢賢治の『やまなし』です。小学校の時に国語で勉強した方も多いと思いますが、そのときにはなんとも不思議な物語だと思いました。
朗読に先立って、始めに皆さんの自己紹介とひと夏の思い出や近況等を話して貰いました。一人ひとりの話にうなずきながら暑かった今年の夏を思っていました。
そして、何時もの体操で少し汗をかいて、発声練習と宮沢賢治「雨ニモ マケズ」の練習の後、本日のテキスト宮沢賢治「やまなし」の練習に入りました。山間のサラサラと流れる小川に住んでいる蟹の親子の日常を描いています。
賢治は川底から上を向いて日の光や流れて来る木の葉、水の泡等を彼独特の表現で、川底から上を眺める心地よさを表現しています。
蟹の兄弟はまだ余り世間を知らず、カワセミが水中の魚を捕る様子におびえたら、蟹には危害が無い事を父親が教えました。
月の夜は光が川底まで輝き、余りの美しさに蟹の親子は夜更かしをして楽しく遊んでいますと、ドブンと川の中に大きな塊が降って来ました。それがやまなしでした。梨の実をしばらく置いて美味しいお酒を造ろうとお父さん蟹はワクワクして3匹は穴の中に帰りました。
ほんの短いお話ですが皆で群読したり、1人で読んだりしましたが、ここで朗読の注意点を紹介します。
・声を大きく、特に始めの文字に大きな声を出す。
・文章の内容を理解して、気持ちを込めて読む。
・文と文のあいだの間の取り方を工夫する。
この注意点を心掛けながら読み進めますと、始めより段々皆さん声の調子も上がりまして、最後の段階では、講師の泉谷さんに「良くなった」とほめて貰いました。
今回参加者が少なかったので一人が読む部分も多く、それはしんどいかも知れませんが良い所も有りました。沢山読めて良かったし、対面での例会が何より良かったです。
来年で「あめんぼ座」は創立50周年を迎えられます。一度ホームページもご覧ください。公演の案内は興味深いし、活動の案内にはすた京に泉谷さんが講師で来られた事も紹介されています。
参加された皆さん有難う御座いました。そして講師の泉谷先生有難う御座いました。
参加者 6名
2022年9月11日(日)聴言センター 地域交流室
講師 朗読劇団あめんぼ座 泉谷聖子氏
コロナ禍の中、2回朗読例会が中止になったため、久し振りの対面での朗読例会になりました。講師の泉谷さんともしばらく振りの再会でした。今回の朗読は宮沢賢治の『やまなし』です。小学校の時に国語で勉強した方も多いと思いますが、そのときにはなんとも不思議な物語だと思いました。
朗読に先立って、始めに皆さんの自己紹介とひと夏の思い出や近況等を話して貰いました。一人ひとりの話にうなずきながら暑かった今年の夏を思っていました。
そして、何時もの体操で少し汗をかいて、発声練習と宮沢賢治「雨ニモ マケズ」の練習の後、本日のテキスト宮沢賢治「やまなし」の練習に入りました。山間のサラサラと流れる小川に住んでいる蟹の親子の日常を描いています。
賢治は川底から上を向いて日の光や流れて来る木の葉、水の泡等を彼独特の表現で、川底から上を眺める心地よさを表現しています。
蟹の兄弟はまだ余り世間を知らず、カワセミが水中の魚を捕る様子におびえたら、蟹には危害が無い事を父親が教えました。
月の夜は光が川底まで輝き、余りの美しさに蟹の親子は夜更かしをして楽しく遊んでいますと、ドブンと川の中に大きな塊が降って来ました。それがやまなしでした。梨の実をしばらく置いて美味しいお酒を造ろうとお父さん蟹はワクワクして3匹は穴の中に帰りました。
ほんの短いお話ですが皆で群読したり、1人で読んだりしましたが、ここで朗読の注意点を紹介します。
・声を大きく、特に始めの文字に大きな声を出す。
・文章の内容を理解して、気持ちを込めて読む。
・文と文のあいだの間の取り方を工夫する。
この注意点を心掛けながら読み進めますと、始めより段々皆さん声の調子も上がりまして、最後の段階では、講師の泉谷さんに「良くなった」とほめて貰いました。
今回参加者が少なかったので一人が読む部分も多く、それはしんどいかも知れませんが良い所も有りました。沢山読めて良かったし、対面での例会が何より良かったです。
来年で「あめんぼ座」は創立50周年を迎えられます。一度ホームページもご覧ください。公演の案内は興味深いし、活動の案内にはすた京に泉谷さんが講師で来られた事も紹介されています。
参加された皆さん有難う御座いました。そして講師の泉谷先生有難う御座いました。
参加者 6名